なつめー過去話。
男の人が苦手になった決定的な出来事のおはなしでござる
ちょいと(いやまぁクロコの文才画力をみれば大したことないのが目に見えて分かるけれども)グロい…の…か?
そんな大したことないのですが、一応目がポーンしてたりするので追記にしまっときますにょ
超反発磁石もちゃんとがんばってるよーい^q^←
ルカ姉さん参考にして描いてたら、うっかり錦さんに乳つけてしまったなんてそんなそんなおや誰かきたようだry
私信はもうちょい待ってくだされ、これで追記使っちゃうからあのそのすいません(´・ω・`)
『体温』
あたたかい、
優しい、
安心できる 場所、
それが私の認識であり、真実だった
少なくとも私のそれまでの短い人生の中で出した答えは。
だからだろう
「大丈夫、怖くない…怖くないから…」
触れられた肌が粟立つのが
暖かいはずなのに震えが止まらないのが
嫌悪感に引きつって声が出ないことが
わけが分からなかった。
そこはそよ風ひとつで倒壊しそうな掘っ立て小屋で、でも周囲にはやっぱり掘っ立て小屋しかなかったはずだから、結局どこであったのかは今でもよく分からない
壁も天井も意味を成していなくて、風通しも日当たりもすばらしく良かったであろうと想像に難くなかった有様であったが、不思議と腐った土の臭いが充満していた。
もしかしたら終始地面に鼻をこすりつけんばかりに顔を逸らしていたからかも知れないが
そんな訳で***の顔はほとんど見ていなかったと記憶している
どちらにせよ、その晩は分厚い雲が月も星も覆い隠していたから私がわざわざ目を背けなくとも闇が私に目隠しをしてくれただろう。
それでも私は必死で目を閉じていた。
なんとなく、見てしまったらどうにかなってしまうような気がしていたから。
だから瞼の裏を見つめながら、***の荒い息遣いにまぎれて聞こえる、憐れに歪んだ柱があげる悲鳴のような音だけにきき耳をたてていた
そうしていれば、何も思わないですむように思えた。
何もなかったことにして、何も失わなかったことにできるように思えたから。
だから私のその頑なな態度に***が苛立っていたことも、ついに何とかこちらを向かせようと頬に手をかけたことに対する反応も
すべて疎かになっていた。
あぁ、
み
て
しま
う 、
「…ぃ………やっ!!!」
咄嗟に手を突き出した。
いや突き出してしまったという方が正しかったかもしれない
というのも、その腕は今の今までどう頑張っても全く動いてくれなかった筈だったから。
それはいいとして、私はついに抵抗してしまったのだった
『あぁ、怒られるかな』
そんなことを他人事みたいに考えながら、すこし湿った肌に手が触れたのを感じた。
***
ず、 ぷ 。
***
あるべき抵抗感を失ったことで思わず見開いた目を、またすぐ反射的に閉じた。
その瞬間に顔にあたたかいものがかかる。
びしゃびしゃと、決して緩やかとはいえない勢いで顔にかかる感触に顔をしかめながらまたしても
いつものぬくもりと
助けに来てくれたときのぬくもりと
愛してくれた、母のぬくもりと
同じような温度を感じてひどく悲しくなった。
ひどく似ていたのに
あんなに似ていたのに
好き、
だったのに。
自分のなかで言葉にした瞬間、ひどく心が冷えていった。
あぁ、
私は、
裏切られたのか。
………もう、いいや。
ようやく自由に身体が動いた。
もういい、いいや。
暴力的に、だけれどもどこか縋るように腕に食い込んでいた指を思い切って振り払う。
次いでふってくるであろう痛みに、どこか冷静に備えた
痛くてもいい。失くしてもいい。悲しくてもいい。死んだっていい。何でもいい。
だってもう、なんにもない。
もう、どうでもいいや。
ドスリ、
全体重をかけたんじゃないかという程の重みに息がつまった。
………
そして、
………………
「………?」
何も起こらなかった。
比喩ではなく、それっきりで、拳がふってくることも、怒鳴ることも、むしろピクリとも動かなかった。
「………」
とりあえず、身体の力をぬくために思わず止めていた息を吐いて、ようやく生臭い臭気に気付いたのは
ちょうどその時にようやく月明かりが差し込んだのは私にとって幸運だったのか、それとも、
***
***
何見てんのよ(byけんちゃ●)
みたいなハイすいませんフザけるのはやめますとも俺のフィールドはギャグだけれども我慢しますとも!!←
という訳で、男が嫌いになったきっかけの出来事。
そして任務中、同じようなシチュエーションになって、割と動揺しつつ、それをかみ殺すめーちゃん。
みたいなお話。
うん。くろまに肉弾戦チートはまぎれもなく樹獺です^^
人体なんて腐ったトマトよ←
一撃必殺というか、とりあえず触れたらもう勝ちですね。握っちゃえばブチュッてつぶせるし
普段は大きめの家具やら何やらを振り回して、上半身ふっとばしたりとか叩きつけてつぶしたりとかしてます。
または↑みたいに、わざと倒れてよってきたところを頭をにぎりつぶしたりとか
なのでめーちゃんの任務後の風景はもれなく地獄図です。
B級スプラッターみたいなわざとらしいグチャグチャ感
過去シーンの解説なのですが、
お母さんが死んじゃって、身寄りがなくなって、どうしようもなくなったときにある男の人がなつめー…というかこのときは氷柱ですね、氷柱と仲良くなって、それ以来一緒にいてくれるようになりました。
氷柱としては寂しいときに一緒にいてくれてすごく嬉しかったし、優しくしてくれたので淡い恋心を抱いていました。
なんつーか、まぁ憧れの人ですね
ちみっ娘が近所の優しいお兄ちゃんに恋しちゃうあんな感じです。
お兄ちゃん的には、懐いてくるチビにヒマ潰しに構ってやってる程度でしたが、スレ気味(その時点で一人になって、差別モロに受け始めてた)だったけどすこしずつ心開いてくる様子とかそういうのを見てるうちに結構本気になっちゃってたようで、でも理性で頑張ってたようです←←
で、ある日ちょっと目を放したすきに氷柱がこういうのにつきもののGESU共に襲われてしまったのを助けて、珍しくグシャグシャにベソかきながら縋ってくるのをみて糸が切れて、そんで↑みたいな。
氷柱にしたら、複数の男の人にいきなり襲われてすごく怖くて気持ち悪くて、助けに来てくれた大好きな人にホッとしたと思ったら同じことをされてどうしようもなく裏切られた気持ちになるわけで、
でも、これが起きたのがもっと氷柱が大きくなってた時で、『交わる』という行為が愛情表現になりうることを氷柱が理解できていればきっとハッピーエンドで終わったと思います。
お兄ちゃんを氷柱が受け入れて、二人でそのまま歩んでいったと思います。
そもそも二人は両思いだったわけですし
まぁ今となっては「それで?」という話であって。
氷柱もね、いきなり襲われてブルっちゃって、それでも我慢しようとしてたのですよ
だって好きでしたから。
でも、どうしても自分を襲ってる大好きな人を見たくなかったから、「こっち向け」とされて、自分の怪力を忘れてつい手をだしてしまって、相手の頭を潰してしまったと。
そんな訳で男の人をみると、どうも嫌な気分になってしまうのですね。(めーちゃんオンリーですが。なつは何も気にしないから「トラウマなんて言葉俺の辞書にない」なので←)
前になつめーのテーマに『裏切り者』というのがあると言ったのですが
氷柱は相手の男の人に裏切られたと思っているようですが、相手の男の人からすれば裏切ったのはどっちなんでしょうね、
好きで、つい手を出してしまったけれど、両思いだったはずなのに、脳みそスっとばされた彼からすれば、 ね。
***
すきだった、
だいすきだった、
ころしたくなんかなかった、
うらぎりたくなんか
なかった、
よ